「風なび」黒耀石編です。

シンクにとって黒耀石との出会いは中学一年のとき縄文時代の遺跡に訪れ、
初めて拾ったのが黒耀石の石鏃でした。
手の中で傾きはじめた太陽の光を受けて金色に輝いていた黒耀石の石鏃の
美しさを今でも忘れることはできません。
シンクにとって一番なじみの深い石です。

長野県小県郡和田村で採集した黒耀石です。
漆黒の中に星のような気泡が入っている美しい黒耀石です。
旧石器時代の男女倉遺跡(和田村)ではこの気泡の入った黒耀石の石器が使われています。
長野県小県郡和田村の黒耀石です。
産出場所が違うと黒耀石の質も違います。
こちらはスモークガラスのような石です。
各地の遺跡で石器として多く使われている石です。
長野県小県郡八千穂村麦草峠の黒耀石です。
気泡が多く割れやすく石器の加工用には
あまり向かない感じです。
黒耀石のポイントです。
シンクが作りました。
黒耀石の石鏃です。
こちらもシンクが作りました。
黒耀石の勾玉です。
玉作工人さんからいただきました。
飴色のしっとりとした艶を持つ優美な姿です。
玉作工人さんは穿孔・磨きすべて手作業で仕上げて
おられます。
「完全手作業の玉作り」につきましては管理者
玉作工人さんの奴奈川の玉匠でその手順を詳しく載せておられます。
シンクも穿孔について大変お世話になりました。



黒耀石ってどんな石?詳しく知りたい方は管理者としポチさんの黒曜石の石鏃
で主な産地から石鏃の作り方まで詳しく述べられておられますので覗いてみてください。
とても勉強になります。