歴史・風土
       長野県御代田町草越「寒の水」 平成15年1月20日取材

     1月20日大寒の日に長野県御代田町草越地区で行われる伝統行事
     「寒の水」の紹介です。
     この行事は長野県の無形民族文化財に指定されています。

草越集落内の熊野神社にある「寒の水」の案内板です。
以前は各戸で軒下に水を入れた桶を置いたようですが
現在は集落の4ヶ所に大きな水桶を置き各所を回って
水をかぶるようになりました。
夕刻薄暗くなるとぞくぞくと観衆が
集会所前広場に集まり始めました。
午後6時。約 50人の「水行者」たちが
集会所を出てきました。
いよいよ始まりました。
掛け声とともに勢い良く水をかぶります。
この日の気温は零度前後。
水温は4〜5度です。
4箇所の水桶で水をかぶりながら
熊野神社へ到着。
頭に被った兎巾を納めて参拝。
帰りも水をかぶりながら集会所へ。
集会所前。参拝のあと最後に帰ってきたお兄さん。
観衆の声援に頭から何度も
水をかぶってくれたお兄さんに感謝。
今年も無事「寒の水」が終わり
焚き火で暖を取ります。
草越の「寒の水」は無病息災と五穀豊穣を祈るおまつりですが
きっと日本一寒いお祭りなんでしょうね。
わずか20分余りの行事ですが間近で見ますと迫力がありました。