| ということで、今日は「かいむかい」いってみようかぁ。(^O^)
まず、貝ですよねぇ。
夏の貝は困っちゃうんですが、鮑使ったしねぇ。
岩牡蠣でも使ってみますぅ。
本当は8月までなんだけど、今年は暑いから、名残の牡蠣ってことで。
そうだ8月に作ったってことで塩辛にしちゃえばいいんだぁ。
岩牡蠣の身を取り、牡蠣の身に塩を当てて一晩置き、出てきた水分を取り除き、一週間ほどかけて水分を取り除いていき、そのまま漬け込みます。
生の岩牡蠣に、冬牡蠣の塩辛を混ぜて2〜3日置き、味をなじませ、深みのある味とする手もあるけど、半年がかりになっちゃうもんねぇ。(^^;
岩牡蠣にあしらいで、長芋を繊維の方向に、極細いせん切りにして、立て塩に浸けて、水気を切って、向付の底に環にしておき、その上に岩牡蠣の塩辛を載せましょうかぁ。
「貝向」のできあがりですねぇ。
えっ、「向付」ってなんだって?
向付って言うのは、向とも言いますが、茶懐石の時折敷(おしき)と呼ばれる膳に左に飯碗、右に汁碗が置かれその向うに置かれる事からこの名がついたんだけど、懐石の時これを最初に出すんですけど。
向は、時期の刺身というとチョット違うんだけど、そういったものが多いんですが、朝茶なんかだと生ものは出さないことになっているんですよねぇ。
そういう時は、精進向とか、今時だと落鮎使って風干しのような乾きもの使ったりもしますが、風干しは八寸のほうがいいかなぁなんて、茶事やるときは色々考えたりもしますけど、これも亭主の楽しみなんですよねぇ。
えっ、それじゃ「貝むかい」じゃなくて「貝むこう」だろうって?
それはね、「むこう」って言うのは「むかい」の音便だから、いいんですよ、ってことにしておこうっと。(^^;
ほんとは、向付というよりは、先付っぽいけど、懐石には先付っていうのはないんですよねぇ、会席料理にはあるんだけどぉ。
もっとも利休の頃は、まだ懐石って言っていなかったようなぁ・・・、会席って書いてあるのもあるんだけど、詳細は、確認してみないと定かではないけど、今日は酔っ払っているしぃ・・・、で、おやすみなさい。Zzzzz
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