| ということで、今日は「こうちゃくじょうたい」でいってみますぅ? (^O^)
これ、簡単なんです。
ティーパックでもなんでもいいですから紅茶をたっぷり入れてください。
このなかに狗肉を塊のまま入れて、アクをすくいながら柔らかくなるまで煮て、そのまま煮汁に浸したまま冷ましますが、紅茶の作用なのか、肉が柔らかく、さっぱりとしていて、しかも肉の嫌な臭みがしないんです。
狗肉が手に入らない人は、苦肉の策で、豚肉でやってみたらいかが。
まあ、これだけじゃ芸にならないんで、紅茶で煮た肉を、拍子木に切って(中華料理では拍子木切りのことを「条」って言いますから)、泰(タイ)風の味付けしてみましょうかぁ。
そしてこれに合いそうなタイの味というと・・・、プリック・ナムプラー・カティアムなんかいかがでしょうか。
細かく刻んだ生トウガラシと、にんにく、ナムプラー、レモン汁を混ぜたもので、これを肉の上からかけていただきましょう。
「紅茶狗条泰」のできあがりですねぇ。
えっ、「狗(く)」ってなんだって?
知らないんですかぁ。
たしか『史記』だったと思うんですが「狡兎死して走狗煮らる(狡兎死走狗烹)」とある、その「狗」ですよぉ。
昔から煮て食われることになっていたんですねぇ。
そういえば「羊頭狗肉」なんてのもありましたっけ。
うちにも一匹いるんですが、最近そういえば、太腿を掴んで肉付きを確かめている自分に、ふと気づいたりするんですよねぇ・・・、相手は胡乱な顔をして、白目がちな上目遣いで、私の顔を覗っていますけどねぇ。(^^;
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