| ということで、今日は「したねためし」ってことになっちゃいましたねぇ。(^O^)
まず、「したね」ですが、これは牛の舌の根元、つまり牛タンの喉元(舌の付け根)を用意しましょうかぁ。
タンはこのあたりが一番やわらかくておいしいんですよぉ。
これはタン元と呼ばれて量が少ないんです、これを薄くスライスしますが、そのまま食べれば牛タン刺しですが、今日は、これを握ります。
炊き立てのご飯にまんべんなく酢・砂糖・塩をあわせた合わせ酢を振りかけ、米粒を潰さないように、しゃもじでご飯を切るように全体に酢を回していき、酢飯を作ります。
さあ握りますよぉ。
まず手酢で両手を十分湿らせ、飯を右手で取り、握りながらある程度の形を作り、左手に牛タンを取り、指の第二関節部分に広げ、ワサビをつけ、そのうえに飯を乗せ、左手の親指で飯の中央を軽く押し、横にくぼみをつけ、形を整えながら、右手の人指し指で縦にくぼみをつけ、ひっくり返し、左手を箱形にし握り、右手の中指、人指し指と親指で挟んで左右を180度回転させ、右手の親指、人指し指で挟み脇を締めて、出来上がりですねぇ。
仕上げにレモンでもたらしてみますかぁ。
えっ、「ためし」はどこにあるって?
判りませんかぁ。
「た」は「手向(たむ)ける」とか、「手折(たお)る」とかいう「手(た)」なんですよ。
つまり「手飯(ためし)」は握り寿司のことなんですねぇ。
つまり「舌根手飯」ってわけね。
生の牛タンは嫌だという人は、塩窯で焼いたのはいかがでしょう。
粗塩と卵白を混ぜ合わせ、アルミ箔のうえに敷き、牛タンをのせ、更に上にも塩をのせ塩で全体を覆い、オーブンで焼いて、塩窯を割って牛タンを取り出し薄くスライスします。あとは同じですねぇ。
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