| ということで、今日は「たいさくまつだけ」いってみましょうか。(^O^)
まず「たい」ですが、今日は季節の「甘鯛(あまだい)」いってみましょう。
アマダイの切り身に、ごく薄く塩をして一晩おき、小麦粉を付けよく叩いて、油でさっと揚げ、油を切っておきましょうか。
今日のテーマが「たいさく」だから「炸(サク)」にしないとね。
辭源に「俗謂油煎食物曰炸」とあるように、「炸」は油で揚げるという意味なんですよぉ。
つぎに、これも季節の松茸に軽く塩をして、焼き網の上であぶって、軽く焦げ目をつけ、手で4つくらいに裂きましょうか。
奉書紙やクッキングペーパーを広げて、中央に甘鯛・松茸を形よく並べて、白ワインでも少し振りかけてみますか。
彩りにバジルとか結びミツバでも置いて、紙を折り畳んで隙間が無いように包み、卵白と塩を合わせたものをぬり、250℃くらいのオーブンで5分ほど焼きます。
焼き上がったら、紙を破って、柚子の絞り汁にオリーブ油を加えて塩とみじん切りのアサツキを混ぜ合わせたドレッシングをかけて、「鯛炸松茸(たいさくまつだけ)」の熱々を召し上がってください。
えっ、「松茸」は「まつだけ」じゃなくて「まつたけ」だろうって?
それはね、本山萩舟の『飲食事典』では「まつだけ」として項目立てされていて、関東では「まつだけ」と濁り、関西では「まつたけ」と清んで呼んでいたのが、文部省令で標準語として「まつたけ」と決定されてから全国的に「まつたけ」となったとされているんですよぉ。
検証していないので真偽の程は保証しませんが。(^^;ゞ
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