| ということで、今日は「したねきりあげ」やってみましょうかぁ。(^O^)
今日は「あげ」だから、素直に揚げ物にしましょうかぁ。
まず、何でもいいですけど、今日は魚を小さめな切り身にしましょう。
あまり大きいとうまくいかないのと、なんといってもテーマが「きり」ですからねぇ。(^^;ゞ
つぎに柿の種を用意してください。
柿の種と言っても木に成っている柿ではなく、ビールのつまみにする柿ピーに入っている、というと柿の種フリークに怒られちゃいますね。
米菓の「柿の種」のほうが「柿ピー」より先なんですから。
あっ、そうそう柿の種も、今回ノーベル賞受賞した島津の田中耕一さんのケースと同じく、もとはと言えば失敗から生まれたんですってね。
薄い餅を重ねて小判型の金型で切り抜いてアラレを作っていたのが、その金型をうっかり踏み潰してしまい、元に直らないんでそのまま使用したら、それが柿の種の形に似ているというんで大正12年に「柿の種」と銘うって売り出したんですって。
これはノーベル賞にはならなかったけど、柿の種の名は全国区になって、いまでは元祖って名乗っていますよ。
柿ピーについては諸説、実は無いんですが、誰かが柿の種とピーナツを口に一緒に放り込んだらうまかったってんで売り出したんでしょうねぇ。
誰か調べて「柿の種とピーナツの歴史弁証法的検証と考察」とかいって論文書きませんかぁ・・・、と今日は簡単な料理なんでわき道に逸れてしまいましたぁ。(^^;ゞ
さて、柿の種をビニール袋に入れて、擂粉木かなにかで叩いて細かく砕きましょう。
切り分けた魚に塩胡椒して小麦粉をまぶし、溶き卵を付け、柿の種を衣として付け、中温の油でカラッと揚げ、レモンでも絞って、あつあつを召し上がってください。
切り身魚の柿の種衣揚げ「柿種切揚(したねきりあげ)」の出来上がりですねぇ。
あっ、「柿」のこと「シ」っていうのは知ってますよねぇ。(^^;
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