ということで、今日は「そこいれかん」いってみましょうかぁ。
「そ」は後で考えるとして、「こい」は「鯉(コイ)」でやってみますか、あと「れかん」ですよねぇ。
銀座のレカンは有名だけど、鯉のレカン風というのはないだろうしなぁ。
「レカン(L'ecrin)」は「宝石箱」という意味だから、パイで宝石箱でも作ってみますかぁ。
それにあう鯉料理を考えなきゃいけないわけですよねぇ・・・。(-
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とりあえず、パイで宝石箱作りましょう。
2枚の折り込みパイ生地をお好みの宝石箱の型に切り、1枚のパイ生地の表面に卵黄を塗り、もう1枚は枠にしますので、中を切り取り残った周りの部分を1枚目の上に載せ端を揃え、卵黄を塗り、下になった生地の表面に包丁で飾りの模様をつけ、高温のオーブンに入れ、高く膨らんできたら中温にし、落ち着いたら弱火にして中まで十分に火を通し、焼き上がったら枠の部分に沿って下のパイを切り取り、これを蓋にします。
鯉はウロコを取って三枚におろし、骨きりして宝石箱に入る大きさに切り、塩胡椒して小麦粉をつけ表面が色付く位に油でさっと揚げてみましょう。
琥珀の花びらのように開いたでしょ。
エシャロットとニンニクのみじん切りをバターで炒め、鯉と白ワイン、ブーケガルニを入れ、蓋をして煮ます。
煮詰まってきたら生クリームを入れ、鯉を取り出します。
ソースを漉し、ここに小タマネギや、くりぬき器で丸く宝石のようにくりぬいたジャガイモ、ニンジン、カブ、根セロリ、ズッキーニなどお好みのものを下茹でして入れ煮て、仕上げに卵を生クリーム少々で溶いたものをソースでのばし、鍋の中に少しづつ入れソースに色と濃度をつけます。
ここに鯉を戻し軽く温めて、パイの宝石箱の中に入れ、ここに彩りと味を引き締めるためクレソン・ホウレン草・パセリ・小タマネギ・シブレット・ワインビネガー・水をミキサーにかけ塩胡椒で味をととのえたものを上からかけてみましょうかぁ。
えっ、「そ」はどうしたって?
あっ、忘れてたぁ。
えぇと生クリームの「酥」でしょ。ワインビネガーの「酢」でしょ。だいいち「俎」は、俎(まないた)の鯉って言うじゃないですかぁ。
ということで、「俎鯉L'ecrin(そこいれかん)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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