ということで、今日は「ぜんめんだか」ってことにしちゃいましょう。(^^;
今日は「ぜん」ということで「蝉」なんかいかがでしょう。
三国志の「貂蝉(チョウゼン)」の「蝉(ゼン)」と言えばお分かりですよねぇ。
「蝉(せみ)」というとゲテモノだって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、蝉の幼虫を唐揚げしたものは、ほんのりと甘いエビの味っていうんですよぉ。
アリストテレスだって美味しい美味しいと食べているし、それに旧約聖書に「すべての海、川にいてヒレとウロコのないものは、あなたがたに忌むべきものであるから・・・食べてはならない」とあるデビル・フィッシュ(悪魔の魚)を、美味しいと美味しいと食べているあなたなんか、ゲテモノ食いというよりは、人間じゃないって思われているかも知れないですよ。
えっ、そんなもの食べたこと無いって?
あなたタコ焼き好きでしょ、イカは? クラゲは?
さて、蝉の幼虫は、塩・胡椒して牛乳に浸けてから、小麦粉をつけ、やや強火の油でかりっと揚げ、熱いうちに軽く塩・胡椒します。
あと「めんだか」って言うんですから、「麺」と「鷹の爪」で、文字通りの「Spaghetti al Peperoncino」なんてどうかなぁ。
Peperonは「唐辛子」つまり「鷹の爪」のことなんですね。
たっぷりの熱湯に塩を多めに掴んで入れ、そこにSpaghettiっていうんですから、個人的好みで直径1.6mmのロングパスタを入れ茹でますが、芯が残る程度のアルデンテにします。
フライパンに多めのオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れてから火をつけ、弱火で熱しニンニクの香を引き出しますが、決して焦がさないで下さいね。不味くなるから。
ニンニクに火が通ったら、輪切りにした鷹の爪を入れ、辛味を引き出しますが、辛さは熱している時間に比例しますからお好みでどうぞ。
フライパンに茄であがったパスタと蝉の幼虫を入れ、フライパンの中ですばやくオイルと和え、茹で汁を全体に薄く絡む程度に入れ、好みでパセリとかバジルを一緒に和えてもいいですねぇ。
「蝉のペペロンチーノ」、つまり「蝉麺鷹」の出来上がりですね。(^O^)
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