ということで、今日は「くりすますらりー」ってことでいかがでしょう。
  まず、「くり」ですから、栗は渋皮をむき適当な大きさに切っておきましょうか。
  米と昆布・酒と一緒に炊飯器にいれて炊き、炊き上がったら、酢・砂糖・塩を合わせた寿司酢を入れてしゃもじで切りながら混ぜて冷まします。
  つぎに「すます」ですから、鱒を酢でつけてみますかぁ。
  ニジマスを三枚におろして皮を引き、厚さ5ミリ程度にスライスした切身に塩をふり、水分が出るまで置き水気をふいて、酢・砂糖・塩・酒を合わせたなかに漬けてから、水気をふいておきます。
  こはんが冷めたら、押し寿司の木枠があれば言うことないですが、深めのしっかりした箱でもいいですけど、内側によく酢をぬり笹を敷き、笹がなければラップでもいいですから、その上にニジマスの切身を敷き並べ、ごはんを詰めてから笹を被せてふたをし、上に重しを置き、半日くらいおいて、これを切りわければ出来上がりですね。
  えっ、「らりー」はどうしたって? 
  米つかったでしょ。
  米のこと、フランスでは「リ(Riz)」っていうんですよぉ。
  そして、ニジマスを敷き並べたでしょ。
  「ら」は「羅」で、羅列というように、並べるとか連ねるという意味があるんですねぇ。
  えぇ〜っ、「−」はどうするんだって? 
  そもそもですよ、音韻体系が異なる言語間で読み方や表記の正確さに過度にこだわるのは、 
あまり有益なこととは言えないということで、この点についてはあまり目くじら立てないでねぇ。
  ということで、「栗酢鱒羅Riz(くりすますらりー)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
 
 
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