ということで、今日は「こじんうり」ってことでいかがでしょう。(^^;
そうですねぇ、「こじん」というんだから「仔腎」ということで、仔牛の腎臓でも使ってキドニーパイでも作りますかぁ。
イギリスに行ったら、これですよねぇ。
ハリーポッターのホグワーツでの夕食にもステーキ・アンド・キドニー・パイが出ていましたねぇ。
仔牛の腎臓は、筋や血の塊をきれいに取り除き小さ目に切ります。
あと、牛肉は安いやつでいいですからサイコロ状に切り、塩胡椒して小麦粉をまぶします。
まず、熱したフライパンに油とバターを入れて溶かし、みじん切りにしたタマネギとニンニクを炒め、マッシュルームの薄切り加え炒め、最後に肉とキドニーを加え強火で色づくまで炒めたら、スープストック、トマト・ピューレ、なにか手近にあるハーブを加えて煮立ったらアクを取って、弱火にして蓋をし時々かき混ぜながら肉が軟らかくなるまで煮て、これを耐熱皿に入れてパイシートで蓋をして、溶き卵を表面に塗りオーブンで焼いて出来上がりですねぇ。
付け合せにフライドポテトをテンコ盛りにしないとイギリスらしくないですね。
えっ、「うり」はどうしたって?
「う」は「芋(ウ)」でポテト付け合せにしたでしょ。
「り」は「哩」という助詞で、元代の詞曲なんかにも見えますが、「〜だわい」ていうような意味につかうんですが。
行ってみると分かりますが、イギリスでは思わず「またポテトだわい、もう決して悪いことはしませんから勘弁しておくんなましぃ〜」って言っちゃうほどテンコ盛りのポテトがついてくるんですよぉ。
もっとも、「り」は「俚」で、今日はしゃれた作り方じゃなくて田舎風の作り方をしたんですよぉということでもいいんですがぁ。
ということで、「仔腎芋哩(こじんうり)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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