ということで、今日は「ほうこうかん」ってことでいかがでしょう。(^^;
「ほうこう」といえば、この時季「火鍋(ホウコウ)」ですよねぇ。
青木正児は『随園食単』のなかで火鍋に「よせなべ」とルビをふっていますが、たしかに袁枚の書いている内容は寄せ鍋ですねぇ。
火鍋は、中国各地方で色々なやり方がありますが、その起源は四川の重慶だとも、一説にはチンギス・ハンが考案したともいわれていますが、鍋じたいは青銅器時代以前よりあったといわれますから、あまりあてにならないような気もしますが。
現在は、鍋のなかに太極模様をした銅版で区切られ、辛いスープと白湯スープが別々に入ってシャブシャブのようにして食べる鴛鴦鍋が大人気になっているようですが、これは20年位前に考案されたものなんですね。
今日は寒い日にぴったりで、カプサイシンとサンショオールで基礎代謝を高めダイエット効果の期待できる四川風を家庭でも手軽に作れるようにしてみましょうか。
まず、チキンスープに唐辛子をたっぷり好みで放り込み、粒山椒をこれも好みで、あと八角と豆板醤を入れ、沸騰したら火加減を調整し、ここに白菜・春菊・長ネギ・えのき等の野菜、エビ・ホタテ・タラ等の魚貝、牛肉・豚肉・羊肉などを入れてシャブシャブのように召し上がれ。
タレは、お好みでね。って、忙しくて手抜きしちゃいましたぁ。(^^;
えっ、「かん」はどうしたって?
「かん」は「寒」ですよぉ。今日は寒い日にぴったりの作ったでしょ。
ということで、「火鍋寒(ほうこうかん)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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