株式グルメレシピ
腹のことを考えない人は、頭のことも考えない。
by Samuel Johnson
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 084 閑散小動き
 
 
 
「閑散小動き(かんさんこうごき)」とは、商いが少なく、価格が狭い幅で上下している状態のこと。

 
   
 


ということで、今日は「かんさんこうごき」でいかがでしょう。

そうですねぇ、「さんこう」っていうんですから、サンコウメヌケでも使いましょうかぁ。

これ高級魚なんですよぉ。

深海のカサゴ科に属する数種の魚を総称してメヌケ、これは釣り上げると急激な圧力変化のために眼球が飛び出すので「目抜け」って呼ばれているんですけど。

メヌケは、皮と身の間のゼラチン質がうまいので、皮付きのまま切り身にして、さて「かん」ですから「鹹(カン)」これは塩とか塩辛いという意味なんですが、ちょっと強めに塩をふり二十分程おいて熱湯で霜振りして、水洗いして拭いておきましょう。

つぎは、「ご」ですから「糊」で、衣でもつけてみますか。

ようするに、糊塗するんですけど、卵白に片栗粉を加えダマにならないようよく混ぜ合わせ糊を作り、メヌケにまんべんなく塗って、くつかないよう油を塗った皿にのせ、湯気の立ったセイロに入れ強火で蒸しあげます。

蒸しあがったら、鶏ガラスープに、酒、砂糖、醤油を合わせ沸かしたタレを掛け、「き」ですから「葱」を上にたっぷりと載せ、熱した油をジュッとかけて「鹹サンコウ糊葱(かんさんこうごき)」の出来上がりですねぇ。

自分でいうのも変だけど、美味しそぉ。

個人的に、プリプリしたの好きなんですよぉ。(^O^)


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