ということで、今日は「ちょうびのいっしん」でいかがでしょう。
  そうですねぇ、「ちょう」っていうんですから「腸(チョウ)」ですかねぇ。
  肉厚でジューシーな牛の大腸使って見ましょうか。
  大腸は、水にさらして掃除して、たっぷりの塩湯で茹で、笊に取り、冷めたら角切りにしましょう。
  鍋にオリーブ油を薄く塗り、薄くそぎ切りした豚の背脂をしきつめ、大腸を入れ、みじん切りにしてオリーブ油で炒めたタマネギとニンニク、あとニンジンでも放り込んで、そこにトマトピュレ、カブバドス、ブイヨンを入れ、白ワインを注ぎます。
  ブーケガルニとパプリカと、タイムや丁子・エストラゴン・バジル・唐辛子なんかを布にいれた香料袋を放り込み、塩胡椒して、強火にかけて、煮立ったらあくを引き、弱火でとろとろと煮込みます。
  柔かく煮えたら、浮いている脂を取り除き、ブーケガルニ、ニンジン、香料袋を取り出し、塩胡椒とレモン汁で味を調え、器に盛って、最後にみじん切りのパセリをひとふりして出来上がりですねぇ。
  えっ、「ちょう」しかないじゃないかって? 
  いやだなぁ、「ビノ(VINO)」使ったじゃないですかぁ。
  イタリアでVINOって言ったら、ワインのことでしょ。
  それに最後にパセリひとふりしたでしょ。
  これって「一振」って言いません?
  言わないかなぁ? 
  とにかく、そういうことで「腸VINO一振(ちょうびのいっしん)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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