ということで、今日は往年を偲んで御題は「おだいかぶ」ってことにしましょうかぁ。
「おだい」っていうんですから、今日は真鯛でしょう。
個人的に好きな、鯛の頭を使いましょう。
自分が好きなだけに、見栄えは二の次で、味本位で行きますからねぇ。
まず、鯛の頭を縦二つに割って、よく鱗や血などの汚れを取って切り分け、焼き網の上に載せ強火で焦げ目をつけるように焼き、昆布出汁をたっぷり入れた鍋に入れ、「かぶ」ですから、ここは素直に「カブ(蕪)」の皮をむき大ぶりに切って一緒に入れ、酒、醤油、味醂を加え、強火で煮立て、煮立ったら火を弱め落し蓋をして、昆布と焼いた鯛の頭の出汁が蕪の中にたっぷり染込んで鼈甲色になるまで煮ましょうか、針柚子でも添えて盛り付ければ、うまいですぜぇ、これは。
えっ、「まだい(真鯛)」は「おだい」じゃないだろうって?
いやいや、そこに抜かりはありません。
マダイ(真鯛)というのは標準和名で、スズキ目タイ科マダイ属学名Pagrus majorを、関西ではホンダイ(本鯛)、関東ではオオダイ(大鯛)と呼んだように、地方によっては「オダイ」と呼ぶところもあるんですね。
それが、尾びれが大きいから尾鯛なのか、大鯛(オオダイ)が訛ったのか、御鯛なのか寡聞にして定かではありませんがぁ。
(^^;ゞ
ということで、大分抜かりがありましたが、いずれにしろオダイと呼ぶんですっ。
ということで、「オダイ蕪(おだいかぶ)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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