ということで、今日は「よこばい」ってとこでしょうかぁ。
「よこ」っていうんだから、今日はヨコ飯ですかねぇ。
しかも、「ばい」っていうなら「梅(バイ)」でしょうかねぇ。
梅干と言うと日本のものというイメージがありますが、中国にも梅干(メイガン)があり北魏の『斉民要術』には梅の塩漬けの製法が出ていて、梅干も中国から奈良時代に入ってきた伝来品なんですよね。
でも、東アジア独特のもので、ヨコ飯食うところでは見ないですよねぇ。
ということで、今日は梅干使ったヨコ飯作ってみましょうか。
このごろサラダとか魚貝で梅肉使っているものはちらほら見ますけど、それじゃ面白くないですよねぇ。
そこで、フレンチで使われる「グルヌイユ(Grenouille)」にしましょう。
手に入るのは冷凍モモ肉でしょうから、冷蔵庫でゆっくり解凍し、臭みがあれば牛乳につけておきましょうか。
さて、モモ肉は足先を切り落とし、骨の付け根に包丁をいれ、肉を骨から離して裏返し、チューリップ型にしてみましょう。
ボールに、卵黄、水か牛乳、あれば香付けにシャンパーニュの飲み残しなんかを入れ、ついでに低温で揚げるので余分な油が入らず軽く揚るように、あらかじめ油少々も加えましょうか、これをよく混ぜて、小麦粉を振り入れ、さらによく泡立てた卵白をのせ、さっくりと混ぜ、このなかに水気を拭いて塩胡椒したグルヌイユを入れ衣を付け、やや低めの温度の油で上げます。
さて、梅干ですが、1日水に漬けて、酸味と塩分を程よく抜いて、裏漉しし、サラダオイル、蜂蜜、レモン汁、塩胡椒を加え混ぜ合わせソースにし、皿に敷き、そのうえにグルヌイユを置いて出来上がりですねぇ。
えっ、「グルヌイユ」ってなんだって?
蛙ですよ、カエル、以前やりませんでしたっけ。
カエル料理は、基本的には夏の料理で、カエルがメニューに乗ると、あぁ、夏が来たんだなぁ、って日本で言えば冷やし中華みたいなものですから、梅肉ソース合うと思うんだけどなぁ。
ちょっと違うかぁ。
ということで、「ヨコ梅(よこばい)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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