| ということで、今週の株式料理は「こうちゃくそうば」ってことにしちゃいましょう。
「こう」といえば、「鴿」なんていうのがありましたねぇ。
鳩(ハト)のことですが。
たしか、アグネス・チャンが来日したばかりの頃、公園に鳩がいっぱい居るのを見て、なんで誰も獲らないんだろうってカルチャーショックを受けたというのは有名な話ですが、いまでも公園で鳩を見ると、つい「美味しそう!」と言ってしまうとか。
つまりは、それくらい美味しいんですよぉ。
つぎの「ちゃく」は「摘」ですかね。
「摘みれ」でもやってみますかぁ。
「そ」は「衣(そ)」でいいでしょう。
衣通姫(そとほりひめ)については以前書いた記憶がありますけどぉ。
「うば」は「湯葉」使いましょうか。
湯葉は「うば」が正調だというのも以前書きましたよねぇ。
さて、ハトの肉は、包丁で細かく叩きましょうか。
フードプロセッサーを使ってもいいですね。
これに酒、卵白、ショウガ汁をしっかり混ぜ合わせ、みじん切りの白ネギとショウガを混ぜ、固さを加減しながら卵黄を加えて練り混ぜ、つみれにします。
あと、ハトはスープが美味しいんで、ハトのガラを熱湯で茹で、水にとって綺麗に掃除して、水から火にかけ、沸騰したらアクを取り弱火でじっくりとうまみを引き出して、漉しておきましょう。
ハトのつみれをスプーンですくい、適当な大きさに切りそろえた湯葉で包み、油でキツネ色になるまで揚げます。
このまま山椒塩かなんかで食べても美味しいと思うけど、せっかくスープ取ったんだから、これを沸かし、ハトのつみれ揚げを入れさっと煮て、塩と色付け程度の醤油を入れて味をととのえれば、「鴿摘衣湯葉(こうちゃくそうば)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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