| ということで、今週の株式料理は「けっさんはっぴょう」ってとこですかねぇ。
この時季「けつ」といえば、「蕨(ケツ)」ですかねぇ。
「さん」は、「散(サン)」かなぁ。
漢方では、「散」は粉末のことですよねぇ。
ちなみに、錠剤は「片」。
要するに、蕨(わらび)の粉を使えばいいんですね。
蕨粉(わらびこ)は、蕨の根から取る澱粉で、葛よりも強いゴムのような弾力・粘りがあるんですが、今は生産が少なく非常に高級なものになっちゃっていますねぇ。
さて、ここまでくると後は簡単。
「ぴょう」は、「餅(ヒョウ)」でしょう。
今の時季これしかないという、「蕨餅」ですねぇ。
まず、ボールに蕨粉を入れ、ダマが出来ないように少しずつ水を注ぎ、手で蕨粉と水を混ぜ、漉器を通して鍋に入れ、砂糖を混ぜて、強火にかけ、しゃもじで混ぜ、鍋の中がグツグツしてきて、固まりだしたら中火にして混ぜ、鍋の中が糊状になり透き通った飴色になるまで焦がさないようひたすら練り上げ、透き通った飴色になったら、黄粉(きなこ)を広げたバットに移し、これを「はつ」ですから「捌(ハツ)」つまり手で適当な大きさに分けるわけですが、熱いので気をつけてねぇ。
これで、漉し餡を玉にしたものを包み、指でつまんで口をとじて丸め、茶漉しで、黄粉を軽くふりかけて出来上がりですねぇ。
えっ、それじゃ「けつさんはつひょう」じゃないかってぇ?
「決算発表」だって、「決(けつ)算(さん)発(はつ)表(ひょう)」でしょ。
これが繋がると「けっさんはぴょう」になるんですよぉ。
文字制限があるので、文法上の詳しいことは自分で調べてねぇ。
ということで、「蕨散捌餅(けっさ
んはっぴょう)」の出来上がりですねぇ。(^O^)
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