株式グルメレシピ
腹のことを考えない人は、頭のことも考えない。
by Samuel Johnson
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 118 二日新甫 
 
 
「二日新甫(ふつかしんぽ)」とは、商品相場で使われていた言葉で、新甫は月替わりの発会日またはその相場のことをいい、二日新甫とは月初めの立会が一日が休みで二日から始まることで、株式市場では「二日新甫は荒れる」というジンクスがある。

 
   
 
ということで、今週の株式料理は「ふつかしんぽ」ってとこですかねぇ。(^^;ゞ

まず、「ふつ」ですよねぇ。

九州方面では、「蓬(ヨモギ)」のこと「フツ」と言いますよねぇ。

なんで蓬がフツなのか分かりませんが、ひそかに「フツ」は「布都」ではないかと睨んでいるんですがぁ。

石上神社の祭神である、詳細は省きますが神武天皇が持っていたという神剣を布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)というように、布都(ふつ)とは剣のことなんですねぇ。

この神社には、百済王が奉納したという国宝の七支刀も収められているんですが、これって蓬の葉に似てませんかぁ。

それに、「フツ」は物を断ち切る擬声音とか、物を切り裂く意から来てると説かれていますが、蓬の葉って菊の葉を細かく深く切ったような形をしているんですよねぇ。

さらに、壱岐の式内社「物部布都神社」に比定される「津之宮神社」は、別名「蓬宮」と呼ばれているんですよねぇ。

ついでに、沖縄では蓬のことフーチとかフーチバーと呼んでいるんですが、鍛冶屋さんのお祭り「ふいご祭」のことをフーチというそうで、なにか匂うでしょ。

ということで、「ふつ」は「布都」ってことにしちゃいましょう。(^^;

そして、「ぽ」は「Pot(ポ)」でしょうか。

フランス料理の「ポ・ト・フ(pot-au-feu)」ご存知でしょ。

その本来の意味は、「火にかけた壷(鍋)」ということで、中華で言えば火鍋のこと、「ポ(Pot)」は鍋なんですねぇ。

ということで、蓬の鍋といえば、沖縄の有名なフーチバジューシーがありますけどぉ。

まず、ヨモギを葉を摘み取り、細かくきざみよく洗い、あくを取っておきます。

豚バラ肉は、塊のまま茹でて、短冊に切ります。

さて、鍋に出汁とご飯を入れ、ご飯をよくほぐし、ヨモギ、豚バラ肉、塩、醤油を入れ強火にかけ、沸騰してきたら弱火にしてあくを取りながら、かきまぜないで静かに煮て、「かしん」ですから「加辛(カ・シン)」ということで、辛いもの、七味唐辛子でも加えて召し上がれ。

ということで、「布都加辛Pot(ふつかしんぽ)」のできあがりですねぇ。(^O^)


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