茶經

六之飲
七之事
八之出
九之略
十之圖

十之圖
十 茶の図
以絹素或四幅、或六幅分布寫之、陳諸座隅、則茶之源、之具、之造、之器、之煮、之飲、之事、之出、之略、目擊而存、于是茶經之始終備焉。 絹素の、あるいは四幅、あるいは六幅のものに、これを分けて写し、座の諸隅に掛けておけば、茶の源流から、茶具、製造、茶器、茶煎、茗飲、逸事、産地、略式が、一目で見られる。このようにして、茶経の始終を備えることになるのである。